竹炭の有効な使い方

竹の良いところは、良質な炭ができることと竹薪を燃料にして出来た竹灰はミネラルが豊富で肥料やその他の分野において有効活用していただくことが出来ます。

水の浄化作用

竹は木材に比べて維管束数が多く、より多孔質の組織構造になっていて、竹炭は内部の表面積が木炭より5~10倍ほど広く、吸着能力が高いといわれています。
竹炭を土壌に施用すると糸状菌、バクテリアなどの有用微生物が棲みついて繁殖し、土壌中の有機物の分解を促して土の団粒化を進め物理性を改善し、保水性や透水性もよくなります。
また、竹炭はアルカリ性なので土壌の酸性を改良し、さらに豊富なミネラルを含むミネラル肥料でもあるため、肥料と併用すると施肥効果が増すなど、土を活性化する総合的な働きがあります。

水の浄化作用

古くから水の濾過器などにも使われてきましたが、炭ブームで炊飯に用いてご飯の味を良くしたり飲料水の水質改善として現在、多く使われています。

竹炭を水道水1リットルあたり約100グラムの割合で入ると、竹炭がカルキ臭のもとになっている塩素をはじめ、有機物や不純物をわずか一昼夜で吸着します。

吸着された物質は、炭の孔に着生する微生物がきれいに分解処理してくれます。

消臭・調湿に竹炭

木炭内部の微細な孔隙による吸着性を活かし、アンモニアや塵など空気中の不純物を吸着することにより、汚れた空気の浄化と消臭効果が期待できます。

靴箱やトイレ、押入れなど湿気がこもりやすい場所に置いてください。1gの竹炭の表面積は、備長炭の3~5倍の何と約700平方メートルにも達しています。湿気の多いときには湿気を吸収し、乾燥してくると吸収した水分を放出して室内の湿度を調整する調湿機能に優れています。

花瓶の花が長持ち

花瓶に入れた生け花や、野菜などからはエチレンガスが発生しています。このエチレンガスは植物の熟成老化を早めるもとで、竹炭を野菜や花瓶の中に入れておくと、このエチレンガスを吸着してくれます。その結果、生け花や野菜の鮮度を通常より長く保つことができます。

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